家に来て初めてのワクチン接種の時には、できたら便をご持参ください。
まれに寄生虫に感染していることがあり、その場合、ワクチン効果の減弱や感染が重篤化することがあります。
検便後の接種となりますので、便をお預かりした後20分程お待ちいただきます。
5種混合ワクチン
¥7,020
7種混合ワクチン
¥8,100
犬種や年齢、飼育環境によって適したワクチンが異なります。詳しくは当院スタッフにご相談ください。
3種混合ワクチン
¥4,644
ひどい痒み
ノミアレルギ-性皮膚炎。
最近では、アトピー性皮膚炎の動物がノミに刺されると、その症状が悪化するとの報告もされています。
下痢や嘔吐
瓜実条虫のいるノミをグルーミングなどで食べてしまうことにより動物も感染します。
貧血
大量寄生による(特に子犬・子猫・老齢な動物は危険性があります)
etc.
散歩から帰ったら体(特に頭・背中・足など)をチェックしてあげてください。
もしマダニを見つけても決して無理に取ろうとしてはいけません。
化膿したりすることもあるので、すぐに当院にご相談ください。
犬バベシア症
マダニからバベシア原虫が赤血球に寄生し、破壊。
重度の貧血を起こします。
急性の場合には死に至ることもあり、完治の難しい恐ろしい病気です。
ライム病
主に神経症状・発熱・食欲不振などの症状がでます。
この病気は人間にも感染します。
猫ヘモバルトネラ症
猫の赤血球表面に寄生するヘモバルトネラというリケッチア(細菌) が原因となり、貧血、発熱、元気消失などの症状がみられます。
咬傷のほか、マダニが媒介する感染症です。
皮膚炎
湿疹・炎症性肉芽腫
予防薬
¥1,404~
フィラリアを持った蚊に刺される事により、感染する恐ろしい病気です。
昔はこのフィラリア症により命を落とすことがよくありましたが、予防法が確立されたことによりその数はだいぶ減少しました。
しかし、まだまだ感染している犬が存在しているだけに予防はしっかりとすることをお勧めします。
フィラリア症とは
別名、犬糸状虫とも言われますが糸状の寄生虫が心臓や肺に寄生し、徐々に血液の循環などに悪影響を及ぼします。
後に、体中の臓器に障害が生じ、放置すると死に至る事もあります。
症状
早期の段階では症状が出ないことが多く、進行した場合
などの症状が多く見られます。
また、急性で、悪化するタイプも存在します。
血尿(血色素尿)を出して死亡するケースもあります。
治療
犬の年齢や寄生した時期と虫体の数にもよりますが、治療にはかなりの危険を伴います。
虫体があまりにも多い場合には外科的に寄生虫を摘出します。
寄生数が少ない場合は内科的治療(内服薬)となりますが、長期の投薬となります。
駆虫がうまくいっても心臓や肺の損傷は残るため、生涯治療が必要となる場合もあります。
予防方法
犬フィラリア症は、きちんと投薬すれば予防できる病気です。投薬は毎月1回となります。
投薬期間(当院では4月下旬~12月をおすすめします)はしっかりと投薬してください。
この予防薬は、蚊の吸血により犬の体内に侵入したフィラリアの幼虫が大きくなる前にまとめて駆除する薬なので、必ず毎月1回飲ませてください。
蚊がいなくなった翌月に行う最後の投薬が重要となります。忘れずに投薬してください!
予防薬
¥864~
現在では錠剤やチュアブル(お肉などの味がついたもの)などの内服タイプと、背中にたらす外用タイプがあります。
フィラリアの予防効果はどれも変わりませんが、お腹の寄生虫なども一緒に予防できるものもありますので、詳しくは当院スタッフまでご相談ください。
避妊
¥60,480~
去勢
¥40,080~
避妊・去勢とも性成熟前の手術が良いとされています。
性成熟については個体差はありますが、早い子では生後6ヶ月齢位で迎えることとなります。
そのため、当院では5~6ヶ月齢での実施を推奨しています。
犬
尿マーキング、放浪行動、マウンティング、一部の攻撃行動
猫
尿マーキング、猫同士の攻撃行動
etc.※100%の改善があるわけではありません。
犬
尿マーキング、発情期の放浪、一部の不安行動
猫
発情期の尿マーキング、発情期の鳴き声、一部の不安行動
※100%の改善があるわけではありません。
乳腺腫瘍の発生は、避妊した時期に大きく影響を受けることが報告されています。
犬の発生率
初回発情以前: | 0.05% |
---|---|
2回目以前: | 8% |
2回目以降: | 26% |
発情4回目以降に避妊手術を行ったときにも年齢の増加とともに乳腺腫瘍の発生率が増加しており、4回目以降においてもなるべく早期の避妊手術が推奨されています。
猫の発生率
6ヶ月齢以前: | 9% |
---|---|
7~12ヶ月齢: | 14% |
13~24ヵ月齢: | 89% |
避妊していない猫は、避妊している猫の7倍乳腺腫瘍のリスクが高いという報告もあります。
当日の術前検査(血液検査・胸部レントゲン・心電図)の結果によっては、手術を延期し実施が遅れる場合がございます。
より安全に手術を行うため、まずは治療が優先となりますのでご了承ください。